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 葉山町 K様邸

庭と共に移り住む葉山のナチュラル・ガーデン

神奈川県の逗子・葉山エリアは、都心からの移住希望者の多い地域です。そんな葉山町の中でも人気の一色エリアに建つ中古住宅を購入したK様ご夫婦より、お庭のデザイン・施工のご依頼をいただきました。

築30~40年ほどの中古住宅をリフォームする際の、その新しい家の外観に調和した外構デザイン。玄関アプローチとリビングから眺めるお庭を兼ねたデザインを考え、どの方角から見ても風景になるようにプランしました。



住宅の外壁は茶色に塗装するご予定であることを受けて、その外壁の色と調和する落ち着いた雰囲気を出す色合いの素材をセレクトしました。玄関アプローチには黒系のアンティーク風レンガ、そして飛石には諏訪鉄平を使用しました。



K様はナチュラルなテイストがお好みであるため、メインとなるレンガのアプローチ以外は、飛石と既存のコンクリート平板を再利用した通路を作り、土や植栽のスペースを多く確保しました。



全体的にナチュラルで曲線的なクローズ外構をデザイン設計しました。クローズ外構とは、内と外を分けるために塀や門扉、フェンスなどを備えた外構デザインのことです。オープン外構に比べコストがかかりますが、プライベートなお庭空間を実現できる点と防犯性がクローズ外構の特徴です。

ご提案した基本デザインをベースに、K様こだわりの自然素材ベースの左官材などを細かくご相談しながら進めていきました。素材をお客様と選んでいく過程も、お庭づくりの一環として大切にしています。



お客様がこちらの住宅を購入した時には、お庭は鬱蒼としていて形態をとどめていませんでした。
K様は植物に造詣が深いお客様です。好みの植物がはっきりとしていましたため、ご要望に合わせてご対応していきました。お庭の植栽については、前の家で育てていた思い入れのある植物を移植したいというK様のお考えがありました。元の横浜のお宅から移植する植物は、赤や濃いピンクの大きめの花が咲くコウショッキやアメリカフヨウなどの個性的な植物です。他の植栽が雑木や山野草がメインだったため、カラーリーフ(銅葉)の宿根草を入れて馴染ませる工夫をこらしたガーデンデザインを考案しました。
クロモジ、キンカン、宿根草などの移植作業もQ-GARDENで行い、それと新たに購入した住宅のお庭に生えていた梅の木を活用しつつ、K様のご希望を叶えられるような植栽をデザインしました。



三浦半島は粘土質の土地が多いため、基本的に土が固くて掘る作業がとても大変です。植栽の前に、パーク堆肥で土壌改良し、下草を植える場所には黒土を敷くなどの改善を施しました。家の裏側には、ビリ砂利を敷き詰め、雑草を生えにくくしました。




住宅の2か所の掃き出し窓の前に、新しく木製の縁台を製作して設置しました。その足元に、横浜の住宅にあった御影石と沓脱石(くつぬぎいし)を移設して配置することで趣きのある縁台となりました。道路や隣家からの目隠しになるよう中高木を上手く植栽で工夫しました。縁台からどの方向を眺めても、なごむ景色になるようにデザインしていきました。



特にリビングから見た風景は奥行きがあり、まるで絵を鑑賞しているようなガーデンに仕上げることができました。
お客様の細かなご要望を上手くコーディネイトして形にしていくことが印象的なガーデンのお仕事でした。


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